サーバーのメールが届かないときの確認方法|送信・受信を切り分ける
メールが届かない場合は、送信できないのか、相手だけ受信できないのか、特定の宛先だけなのかを最初に切り分けます。DNS設定を闇雲に変更しないでください。
最初に記録する5項目
- 送信元と送信先のドメイン
- 送信した日時
- エラーメールの全文とエラーコード
- すべての宛先か、特定サービスだけか
- Webメールでは送受信できるか
パスワードや認証情報は記録へ含めません。エラーメールには配送失敗の理由が書かれている場合があるため、削除せず保存してください。
受信できない場合
- 迷惑メールフォルダと振り分けルールを確認する
- メールボックスの容量上限を確認する
- 別の送信元から同じアドレスへ試す
- MXレコードが利用中のメールサーバーを向いているか確認する
- サーバー会社の障害・メンテナンス情報を確認する
送信できない場合
メールソフトだけで失敗する場合は、送信サーバー名、ポート、暗号化方式、SMTP認証、ユーザー名を公式マニュアルと照合します。Webメールから送れる場合は、メールソフト側の設定が原因候補です。
WordPressのフォームだけ届かない場合は、フォームの宛先、迷惑メール、送信ログを確認します。PHPのメール送信だけに依存せず、サーバー会社が案内するSMTP送信や適切なメール配送サービスも検討します。
SPF・DKIM・DMARCを確認
SPFは送信を許可するサーバーをDNSで示し、DKIMは電子署名で送信ドメインとの関係を検証しやすくします。DMARCはSPFやDKIMの認証結果をもとに、受信側での扱いやレポート方針を示します。
同じドメインにSPFレコードを複数作るなど、誤った設定は配送に悪影響を与える可能性があります。利用中のサーバーや配信サービスの公式手順に従い、現在のTXTレコードを保存してから変更してください。
問い合わせ時に伝える情報
発生日時、対象アドレスのドメイン部分、エラーコード、再現条件、確認済みの項目を伝えます。メールパスワードは送らないでください。本文に個人情報がある場合は、必要な範囲だけ伏せて共有します。
送信済みフォルダに入っていても、相手のメールボックスへ到達したとは限りません。配送ステータスとエラー内容で判断します。
参考:Google メール送信者のガイドライン、RFC 7208(SPF)。設定値は契約中のメールサービスの公式案内を優先してください。