PR 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。掲載順や評価は広告報酬だけでは決定しません。

TOPセキュリティ › 記事

ソーシャルメディア上の「偽アカウント・偽広告」によるブランド毀損と成りすまし

公開:2026-09-01 最終確認:2026-09-01

【背景と概要】

X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、LINEなどのソーシャルメディア(SNS)は、企業にとって顧客との重要なコミュニケーションチャネルです。しかし近年、実在する大手企業、金融機関、ECサイト、あるいは経営者の名前やロゴを無断で使用した「偽アカウント」や「偽のSNS広告」が大量に発生し、甚大なブランド被害と顧客被害を引き起こしています。

企業の公式ブランドを偽装してユーザーを騙す手法は、企業の信頼性を直接的に傷つける攻撃として重大なリスクと位置づけられています。

【偽アカウント・偽SNS広告の主な悪用シナリオ】

ユーザーが普段利用しているSNSのタイムライン上で展開されるため、警戒心が薄れやすい特徴があります。

  1. 著名人・経営者を装う「投資詐欺・プレゼント詐欺」広告

著名な経営者や投資家の写真・名前を無断使用した「投資教室」「限定プレゼント」などのSNS広告を大規模に出稿し、ユーザーをLINEグループや悪質な投資詐欺サイトへ誘導します。

  1. 公式カスタマーサポートになりすますフィッシング

SNS上で企業に対して不満や問い合わせを投稿した一般ユーザーに対し、公式サポートを装った偽アカウント(例: 公式と一文字違いのアカウント名)からダイレクトメッセージ(DM)を送信し、「返金手続きのため」と称してクレジットカード情報やログインIDを騙し取ります。

  1. 偽ECサイト・偽キャンペーンへの誘導

「創業〇周年記念!全品90%オフ」といった不自然な割引広告をSNS上に出し、精巧に作られた偽のECサイトへ誘導して金銭と個人情報を盗み出します。

【被害が発生した際の自社のリスク】

直接的に自社システムがハッキングされていなくても、「〇〇社の公式広告に騙されてお金を盗まれた」「〇〇社の偽アカウントから詐欺被害に遭った」という認知が消費者の間に広まることで、ブランドイメージの低下、問い合わせ窓口のパンク、レピュテーションリスクが生じます。

【ブランド保護と偽アカウント対策(EASM / BDM)】

自社での迅速な検知と、プラットフォーム事業者への削除要請体制が必要です。

  1. ブランド保護・デジタルリスク監視(BDM)サービスの活用

AIや画像認識を用いて主要SNSやアプリストア上を常時監視し、自社の社名、ロゴ、役員名が悪用されている偽アカウントや偽広告を自動検出するサービスを導入します。

  1. プラットフォーム(Meta、X等)への速やかなテイクダウン(削除)申請

発見された偽アカウントや偽広告に対し、権利侵害(商標権・肖像権侵害)に基づき、各SNS事業者へ迅速にテイクダウン要請(削除申請)を行うエスカレーション体制を整えます。

  1. 公式サイトおよびSNSでの「注意喚起」と認証バッジの獲得

公式SNSアカウントに「認証マーク(ブルーチェック等)」を取得・明示するとともに、公式Webサイト上で「弊社の公式アカウント一覧」や「発生している偽広告への注意喚起」を定常的に提示します。