サーバー容量が足りなくなった時の対処法と画像データの整理手順
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WordPressでブログやWebサイトを長期間運用していると、レンタルサーバーから「ディスク容量(ストレージ)の上限が近づいています」という警告メッセージが届くことがあります。
サーバー容量が枯渇(100%に到達)してしまうと、「新しい記事や画像が投稿できない」「データベースのエラーが発生してサイトが表示されなくなる」「自動バックアップが失敗する」など、サイト運用に深刻な支障をきたします。
本記事では、サーバー容量を圧迫している原因の特定方法から、最も効果的な画像データの整理・圧縮手順、不要なデータの削除方法までを分かりやすく解説します。
1. サーバー容量を圧迫している原因を特定する
容量不足の警告が届いた際、闇雲にデータを消すのは危険です。まずは「何が容量を食っているのか」を特定しましょう。
主な原因は以下の3つに集約されます。
- 画像・動画ファイル(wp-content/uploads): 原因の8割.
デジカメやスマホで撮影した高画質な写真、未圧縮の画像、動画ファイルが蓄積しているケースです。
- 過去のバックアップファイル: 隠れた大量データ.
「BackWPup」や「UpdraftPlus」などのプラグインが、古いバックアップデータをサーバー内に溜め込み続けているケースです。
- リビジョン(投稿履歴)とスパムコメント: データベース膨張.
記事の自動保存機能による「リビジョンデータ」や、下書き・削除済みデータが肥大化しているケースです。
2. 最も効果的!画像データの整理と自動圧縮手順
サーバー容量の大半を占めているのは「画像ファイル」です。以下の手順で安全に容量を削減しましょう。
① 過去画像をプラグインで一括圧縮する
「EWWW Image Optimizer」などのプラグインを使用すると、過去にアップロードした既存画像を画質を落とさずに一括で軽量化(圧縮)できます。
- プラグイン「EWWW Image Optimizer」を導入して有効化する
- WordPress管理画面の 「メディア」>「一括最適化」 を開く
- 「未最適化の画像をスキャン」 をクリックし、一括圧縮を実行する(※これで容量が30〜50%削減される場合があります)
② 無駄なサムネイル画像の自動生成を停止する
WordPressは1枚の画像をアップロードすると、テーマやシステムが自動的に複数サイズ(小・中・大など5〜10種類)の複製サムネイル画像を生成します。使っていないサイズは生成を止めましょう。
- WordPress管理画面の 「設定」>「メディア」 を開く
- 使用していない画像サイズ(中サイズや大サイズなど)の幅と高さを 「0」 に設定して保存する
③ 今後の画像をWebP(次世代フォーマット)に変換する
JPGやPNG画像よりも約30%軽量な「WebP(ウェッピー)」形式へ自動変換してアップロードする設定を取り入れましょう。
3. サーバー内の不要な「バックアップファイル」を削除する
バックアッププラグインの設定ミスにより、サーバー内に数GB〜数十GBの過去データが溜まっているケースが多発しています。
- UpdraftPlusの場合:
設定画面の「既存のバックアップ」から、古い不要なバックアップ履歴を削除します。
- 保存上限(世代数)を見直す:
プラグインの設定で「保持するバックアップ数」を 3〜5個程度 に制限し、過去のデータが自動で古い順から消去されるように変更します。
- 保存先を外部クラウドへ変更する:
バックアップファイルの保存先を「サーバーローカル」ではなく、Google ドライブやDropboxへ直接保存するように切り替えます。
4. データベースのクリーンアップ(リビジョン削除)
記事を執筆・更新するたびに自動保存される「リビジョン(過去の変更履歴)」データも、塵も積もればデータベース容量を圧迫します。
- プラグイン 「WP-Optimize」 を導入する
- 「データベース」 タブを開き、以下の項目にチェックを入れる
- 投稿のリビジョンをクリーン
- 自動下書き投稿をクリーン
- ゴミ箱にある投稿をクリーン
- スパムコメントとゴミ箱にあるコメントをクリーン
- 「選択したすべての最適化を実行」 をクリックする
※作業前には必ずデータベースのバックアップを取得しておきましょう。
5. 最終手段:サーバーのプラン変更(スケールアップ)
上記の整理を行ってもなお容量が足りない場合、あるいはサイトの規模(記事数・画像数・PV数)が大幅に拡大している場合は、契約しているレンタルサーバーのプラン変更(スケールアップ)を検討しましょう。
- エックスサーバー: 「スタンダード」 $\rightarrow$ 「プレミアム」へ変更
- ConoHa WING: 「ベーシック」 $\rightarrow$ 「スタンダード」へ変更
- ロリポップ!: 「ハイスピード」 $\rightarrow$ 「エンタープライズ」へ変更
主要サーバーであれば、データや設定を引き継いだまま管理画面から即座に上位プランへ切替・増設が可能です。
まとめ
サーバーの容量不足は、適切なメンテナンスを行うことで費用をかけずに解消できることがほとんどです。
- 古いバックアップファイルがサーバー内に残っていないかチェック・削除する
- 「一括圧縮」と「サムネイル生成停止」で画像データを劇的にスリム化する
- リビジョンデータを削除してデータベースをクリーンアップする
容量に余裕を持たせた安全な環境を保ち、サイトの安定運用を続けていきましょう!
これで、カテゴリー②「サーバー・ドメイン・移管」の全15記事が完結いたしました!
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